2007年 12月 9日(日)

フィリピンアウトリーチを終えて  平石有紀子・鷲津直子

●この度、私たちは聖書学院の海外アウトリーチに参加させていただき、驚くほど主から恵みを頂きました。リバイバルの国フィリピンに行き、主がなされているわざに実際に触れてみることができた特権をとても喜んでいます。全体の印象から《リバイバルは、まず教会に来る!》ということがよく分かりました。フィリピンは、カトリックによるキリスト教の影響が強いと言われていますが、一方、貧困と偶像の呪いがあるということも感じました。彼らの生活を見ると、多くの物が市場に並び、野菜や肉も新鮮で豊富にありました。またフィリピンの人はよく働き、まじめで手先も器用で、英語が話せるとてもいい人たちでした。普通の人たちは、貧しく低賃金で働きます。子どもたちも路上で少しでもお金を稼ぐために、学校にも行かずに働いています。これが一般的に見られる人々の姿でした。
●しかし私たちが訪問した教会や孤児院は違いました。まさに主に祝福を受けている新生した強いクリスチャンたちがいると思いました。賛美は賜物が溢れるほどあり、御霊に満たされていました。証しによると、以前は売春婦や日本での不法滞在で強制送還された人たちの中から、主を信じ従うことによって、今は、心から喜びに溢れたクリスチャンと変えられています。教会では、人々の笑顔が溢れていました。聖書の勉強も熱心にされていて、皆は将来の希望に溢れていました。
●ある教会を訪問した時のことです。太平洋戦争の時、日本軍によって、目の前で家族を殺されたという悲惨な話を聞きました。そのこと事実ですが、その人は私たちを心から温かく迎えてくださり、「もう赦しています」と語ってくれました。また「今、日本は、私たちに援助をしてくれ、優しくしてくれる」と感謝もしてくれました。しかし私たちは、過去の戦争による日本人が犯した残虐行為について、謝罪する必要があることを聖霊様によって導かれました。そこで私たちは、床にひざをついて日本人の過去の行為について謝罪した時、教会の人々は声を上げて泣きました。フィリピンの人たちに、どれほど大きな心の傷を与えていたのだろうかと思い、私たちの心は痛みました。でもこの行為によってフィリピンの教会の人たちと和解した時、彼らの赦しによって、私たちは素晴らしい喜びを体験しました。イエス様の血潮だけが、本当の和解を与えることが出来ます。
●また孤児院の子どもたちにも、主が信仰的に成長させてくださっている姿を見ました。子どもたち一人ひとりは、主に対して純粋で、スタッフの人たちにもよく従い、信頼されていました。彼らの中には、大きくなったらカナダに宣教に出かけたいとか、エンジニアになりたいなどという夢を持っている子がおり、将来への希望に溢れていました。主は、素直な子どもたちを選び、主の願いを彼らに託している事が感じられました。ますます彼らが主にあって力強い歩みが出来るように祈ろうと思います。
●フィリピンでなされている主の働きを実際に見て、主は日本においても必ず働いてくださるという確信を持ちました。それは、まず教会を祝福し、人々をたて上げ、その人々を通して神の国が実現するという希望です。そのために、私たちはますます主に近づき、主の栄光のために生きたいのです。