2007年 5月 12日(土)

ナイチンゲール

●「看護がなすべきこと、それは自然が患者に働きかけるに、最も良い状態に患者をおくことである。」これは、「クリミアの天使」といわれたナイチンゲールが、『看護覚え書き』という著書の中に著している言葉です。ここで感じられることは、病気あるいは怪我をした患者を癒すのは「自然」であるという点です。確かに医者は、診断し治療し手術をし投薬をしますが、癒しの力は患者自身の中にあるようです。看護師は、医者と共に患者に癒しの力があらわされる働きをするのです。
●ナイチンゲールは、クリミア戦争の時、自ら志願して38名の看護婦を率い従軍し、施設の衛生状態を改善し、夜もランプを掲げて傷病兵を見回るなど精力的に働き、それによって傷病者の死亡率はいちじるしく減少しました。彼女のこのような働きは、傷病者を死から救ったばかりでなく、看護師という地位そのものを向上させました。
看護師フローレンス・ナイチンゲールは、1820年の今日、5月12日に誕生しました。