2007年 9月 1日(土)

新渡戸稲造

●明治から昭和初期にかけての農業経済学者であり教育家であった新渡戸稲造は、1862年の今日9月1日盛岡で生まれました。彼は、札幌農学校に学び、在学中に内村鑑三らとともにキリストへの信仰を持ちました。その後、アメリカ、ドイツ等に留学し、1891年に帰国して札幌農学校の教授に就任しますが、体調を崩し、カリフォルニアで転地療養をすることになり、この間に『武士道』を著しました。この書は英文で書かれたもので、世界各国語に訳されてベストセラーとなりました。その後、帰国し、キリスト教の思想に根ざした教育家として高い評価を得、また国際連盟事務局次長等を勤めるなど、国際的にも活躍をしました。

【新渡戸稲造の言葉】
・「勇気が人の精神に宿っている姿は、沈着、すなわち心の落ち着きとしてあらわれる。」
・「とかく物事には明暗の両方面がある。私は光明の方面から見たい。そうすれば、おのずから愉快な念が湧いてくる。」
・「いかに苦しいことがあってもヤケになるのは短慮の極みである。逆境にある人は常にもう少しだと思って進むがよい。いずれの日か前途に光明を望むことを疑わない。」
・「この世には完全無欠の物もなければ、全然無用の品もない。われわれの親にも子にも友人にも欠点があれば、われわれの憎み嫌人にも特長がある。」
・「信実と誠実となくしては、礼儀は茶番であり芝居である。」