2008年 1月 19日(土)

別れ

●朝起きて気がついた。一通のファックスが入っていた。訃報。以前一緒に働いていた同僚が逝ったことを知らせるものだった。昨年、遠くの町で病床にあることを伺ったので、私は彼に会いに出かけた。彼はベッドに寝たまま、いつ話が切れるのかと思うほど長く、一緒に勤めていた頃の思い出を語り続けた。「…松さん(私のこと)、俺が(上司と)やり合っていた時、終わってから俺のそばに来て言ったよな。『中村さん、あなたの言っていることは正しいけれど、引け際も大事だぞ』って…」。そう、あった、あったそんなこと。彼が上司に憎まれることが心配だったからだ。
今年の年賀状には、例年のように自作の絵が印刷されていた。回復して、また絵筆を持ち始めたのかと思った。しかし今思うと、彼の名前と奥様の名が並べて書かれていたのは、初めてだった。ああ私も、少しずつ知人・友人と別れる年齢になってきたのか。