2008年 2月 18日(月)

生と死

●1546年の今日2月18日は、宗教改革で知られているマルティン・ルターが亡くなった日だ。彼の著作『卓談』の中に、「われわれは生の真只中にあって死に取り囲まれている」という言葉がある。生きるということは、死に抵抗することでもあるから、まさに死に取り囲まれているといえる。彼は、ローマカトリックとの対立の中にあって、実際に死を覚悟しなければならない場面に出会うこともあった。しかし危険に直面する時にこそ、自分の働きにかかわる生の意味と価値が意識されたことだろう。勿論、私には彼のような偉大な働きを意識することはない。しかしたとえ小さな、あるいは静かな生の中にあっても、神を生とし、悪魔や罪を死とする戦いは絶えずある。またその感覚を持つことは大切である。