2008年 4月 19日(土)

天にまします

●「天にまします 我らの父よ」で始まる『主の祈り』は、クリスチャンなら暗記していると思いますが、暗唱出来るだけでなく、意味するところを時々振り返って確認してみることが必要でしょう。『主の祈り』は、キリストがいつもそのように祈っていたというのではなく、弟子たちの求めに応えて教えられたいわば祈りの例で、「弟子の祈り」とも言われますが、「主への祈り」というべきでしょうか。
●「天にまします」とは、神が私達より上の遠く離れた場所にいらっしゃるということをいっているのではありません。なぜなら神は、聖霊によって私たちの最も近い霊に住んでくださるお方であると同時に、「私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。(使徒の働き17:2)」とも語られているからです。つまり「天にまします」とは、権威ある立場を意味しており、世界を創造された力をお持ちのお方で、創造されたすべての所有者です。ですからこのことばは、神は創造主であって、私たちたちは神の被造物であるという認識を持った謙遜な思いをもって御前に出る最初のことばなのです。