| 2008年 5月 21日(水) |
親鸞と聖書
●浄土真宗の開祖 親鸞は、1173年の今日、5月21日に誕生しました。親鸞の教えは、阿弥陀仏に救われて、その感謝の心から「南無阿弥陀仏」と念仏を称えるならば、阿弥陀仏の極楽浄土に行ってから、やがて阿弥陀仏の元で諸仏の一人になることが出来るとされています。また親鸞の弟子である唯円によって書かれた『歎異抄』には、親鸞の教えとして、「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや(善人が極楽往生できるのなら、悪人ができないはずが無い)」と、逆説的な表現で阿弥陀仏の慈愛を説いています。これはキリストが言われた「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。・・・わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。(マタイ9:12‐13)」の考えととても似ています。このようなことから研究者によると、京都・西本願寺には『世尊布施論』という経典が宝物として保管されていますが、これは漢文で書かれたマタイによる福音書の「山上の垂訓」の個所であることから、中国に入ったキリスト教(景教)の影響を受けていると考えられています。