2008年 5月 22日(木)

災害の起きる地で

●先週、洞爺湖について2回ほど書きましたが、今日は別の用事で、再び洞爺湖に行きました。洞爺湖の温泉街側には、有珠山があります。この山は、噴火口の位置を、いろいろと変える山です。今から8年前にも噴火がありましたが、それはなんと国道230号線のすぐ近くが火口となったのです。現場を見に行くと、かつて私も車で通っていた国道そばの家の真下から噴火して、その家は跡形もなくなっており、そこにはただ深さ5mくらいの大きな穴がありました。右上写真の中央よりやや左の崖のようになっている一番高い所が、私も通っていた国道で、6mの高い位置に舗装されたアスファルトがちょこんと載っていました。右側には、国道そばの家と乗用車がありましたが、この崖の後ろに吹き飛ばされた家の跡である大穴があいています。
●有珠山は、約30年周期で活動する山だそうで、温泉街のすぐ近くには、火山弾で屋根を破られた家や土石流で押し流された陸橋、土砂で埋まった集合住宅などが、そのまま残されており、地震災害の凄まじさを見ました。約30年に一度の災害ということは、そこに住んでいる人なら生涯で2回体験することで、仮に土地や家などの財産を持っていても、自分の命を含めてそのすべてを一夜にして失うこともあるということです。ですからこのような地に住んでいる人たちの人生観は、きっと他の地に住んでいる人とは異なるでしょう。
 未だ見ていない方は、一度行ってみることをお勧めします。様々なことを考えさせられます。