2008年 6月 28日(土)

ジャン・ジャック・ルソー

●フランス 思想家 啓蒙主義者であるジャン・ジャック・ルソーは、1712年の今日6月28日に生まれました。彼は、『エミール』という著書によって、新しい自由な教育の在り方について考えましたが、神とはどのような存在であるかについて次のように述べています。「欲し、行うことができる存在者、それ自身が能動的な存在者、つまり、それがどういうものだろうと、宇宙を動かし、万物に秩序を与えている存在者、この存在者をわたしは神と呼ぶ」。なにか理解できそうな感じもしますが、彼の考えは、キリスト教会から批判を受けることになります。彼の考えに次のような問題点があったからです。
・人間の原罪を認めず、性善説です。
・世界は、力ある賢明な意思によって支配されていることを肯定しながらも、神の存在に懐疑的態度を示しています。
・人間教育に大切な道徳・宗教教育を、早い時期に持たずに遅らせています。
・神の啓示というキリスト教にとって重要な教理を認めません。
●彼は音楽についてもよく研究しており、オペラ等を作曲しています。その中には、日本でも知られている「むすんでひらいて」の原形となった曲もあります。