2008年 6月 9日(月)

死後の世界観

●またいやな事件が起きました。秋葉原通り魔事件のことです。このような事件を、どうしたら無くすることができるでしょうか。たぶん事件を無くすることは無理だと思います。このような人に、「人の命は尊い」とか「他の人の人生を、あなたが奪うことはいけないことだ」「あなた自身が殺されたらどう思う?」などと語っても、心に届くことはないからです。
●犯人は、他の人を殺した後で自分も死のうと考えたかどうかは分りませんが、この種の事件が起こるたびに、私の頭の中では1つの疑問が起こります。つまり犯人が死んで死後の世界に行ったら、そこにはすでに殺された人たちがおり、その人たちによって、「私をなぜ殺したの!?」と責められることになるはずです。永遠に・・・。もうその先は、逃げる場所はありませんから、それは恐ろしいことですが、そんなことを考えたことがあるだろうかということです。
●今の時代、人間の思考分野で欠けてきているのは、「人は、死後の世界でも存在する」ということです。もしこの分野に関して人々がもっと理解するならば、他人を安易に殺すことの愚かさの理解を含めて、もっと豊かな思考ができるようになると思います。例えば、障害者を含めて今の世で自分が願うような人生を送れなかった人は、次の世界で実現するという夢を持つことが出来ます。また再び人と会うことになるならば、死後の世界で嫌な人と会うことがないように今の世界で仲直りをしていい関係を作っておいた方がよいという考えを持つことなどです。でも死後の世界の世界観については、学校教育で教えることがありませんから、刹那的な生き方をして平気で他人に迷惑をかける人は、これからももっと多くなっていくことでしょうね。