| 2008年 7月 28日(月) |
早朝に
![]()
●我が家の黒猫が、寝ている私のベッドに忍び寄ってきた。そしてベッドに飛び乗ると、私の耳と首のあたりを手で2回ほどたたくようにしてから顔を近付けてきたので、優しく囁くかなと思ったら、耳もとで「ミャー!」の大声。「朝の散歩にいくよ!」と言うのである。寝たふりをしても、鳴き続けるだろうから、仕方なく付き合うことにする。午前5時。昼間にはない早朝の風景が見られる。
◆「通い道 桔梗にとられ 戻り道」
・黒猫のお気に入りは、隣りの家と間にある背の低い塀の上を歩くこと。いつものように飛び乗って歩いて行くと、昨日までつぼみであった桔梗の花が、今朝は満開になって塀の上を塞いでいた。彼女は仕方なく来た道を戻る。
◆「朝露に 羽広げきり アスファルト」
・アスファルトの車道の真ん中で、トンボが羽を広げて休んでいる。朝露に濡れた羽を乾かしているのかもしれない。そしてふとこのトンボは、一度はやってみたかたと思われることを、今勇気をもってやっているのではないかと思った。日中は家の前の道路も結構車が通るので、このような格好で休むことはできないし、それよりも昼間の焼けるように熱いアスファルト道路で羽を休めることなどできないだろう。でも今は早朝。ひんやりした道で、思う存分羽を広げている。
◆「からうりの 恐竜のごとく 庭を占め」
・妻が肥料にしようと生ゴミを埋めていた所から、カボチャ(からうり)が芽を出した。そして見る間に、蔓が広くもない我が家の庭を横切って、今にも隣家の庭に侵入しようとしている。ジャンボなカボチャを生んでくれるなら、横暴なこの態度も許してあげようが、もしだめなら、来年は許さんぞ。