2008年 8月 1日(金)

木イチゴ

●先日、2本の木イチゴの苗を頂き、庭に植えました。その方は、「これは、マクノートン先生が、カナダから持ってきて植えたものなのよ」と言いました。そのとたん、ン十年前の思い出がよみがえりました。マクノートン先生とは、戦前にカナダから日本に来られて、戦時中は一時帰国しましたが、戦後再来日し、一生を日本にささげたカナダの宣教師です。私がその宣教師に会ったのは、私がまだ小学生の時、母に連れられて行った日曜礼拝でした。宣教師が語る日本語は、あまり上手ではなく、しかも大人の集会でしたから、話されていることはさっぱり分かりませんでしたが、聖餐式に用いられるグラスに入ったブドウジュースが、とてもおいしそうに見えました。私はまだ洗礼を受けていませんでしたから、聖餐式にはあずかることができず、私の前を通過していくグラスをうらめしく見つめて、自分なりに味を想像しました。礼拝が終わってから、時々母が、「マクノートン先生は、聖書の言葉通り話して、絶対に妥協しないよ」と話してくれましたが、私もいつしかその基準を大切に思うようになりました。
●今年の分のイチゴは、もう終わりですが、来年には沢山の収穫ができると期待しています。いやそれほど収穫がなくても、イチゴを味わう度に、私の洗礼式や学生会などを思い出すことでしょう。宣教師夫妻は、かなり以前にキリストのみもとに帰られました。