2009年 4月 29日(水)

親育

●最近、親子関係が壊れている悲しいニュースを聞くことがあります。そこには、親自身が生きていくことすら難しい問題に直面している場合もありますが、基本的には親の立場が重要です。それに関して元東宮侍従で皇太子の教育に携わった浜尾実氏は次のように語っています。「真に思いやり深いやさしいお母さんの姿に常に接している子供は、自然にやさしい心の持ち主となるに違いありません。まさしく子は親の後ろ姿を見て育つのです。・・・・つきつめていえば結局のところ教育とは親の側の問題と言えそうです。『子供をどう育てるか』は、『親がどう生きるか』の別の表現に他ならないのかもしれません。・・・・親が育たなければ、子供も育たないのです。」
●このことを分かりやすく言えば、よく教育相談の問題に取り上げられるのですが、「読書好きの子に育てたかったら、まず親が読書をしている姿を見せなさい」とか「優しい言葉づかいの子になって欲しかったら親は子どもに向かってどなりつけるのをやめなさい」というものです。「主よ、うちの子どもをこのように変えて下さい」と祈る前に、「主よ私はうちの子の目にどのように映っていますか。どうぞ私を、あなたが望まれるように変えて下さい」と祈ることが大切なのではないでしょうか。
「わたし、主が心を探り、思いを調べ、それぞれの生き方により、行いの結ぶ実によって報いる。」(エレ17:10)