2002年 11月 13日(水)

悲しいね、日本を取り巻く世界情勢、どうする君なら。

 連日のニュースは日本と北朝鮮の国交正常化問題が多いですね。
そして、アメリカとイラク、何だか戦争の不安が密かに募る、否応無しに
それも、遠い世界ではないような。どうしてこうなったんだろうね。
難しいね。徳川家康第14巻≪明星またたく≫の中に、次のように
書かれていました。
 ≪問題は、そのように追い詰められぬよう、平素の心掛けが大切なのだと
存じまする。先ほど上様が仰せられたように、相手が五度、六度と自説を
曲げずにやって来る…こちらも一歩も譲られぬ…と、いうような
ギリギリのところへ事を導いてはもはやどうにもなりませぬ。
そこまで導かぬ用意…これが平素第一の心掛けかと存じまする≫

 これは家康が、秀吉の命を受けて、朝鮮出兵の準備の最中
城を家臣達にどのように守るべきかを、問いただしながら
自問自答させている場面です。そして、続きはこういう風に
なっていくのです。
 家康≪すると話はだいぶ以前に戻ったの≫
家臣の佐渡の守≪戻らねばなりませぬ。恐れながら、平素からそのような
無理な命令など、相手に出させぬように計らいおくが外交の心得…
言葉を変えて言えば、そのような無理を強いられる隙を作らぬ用心が
肝要がと存じまする≫

 まさしく、これぞ今の私が何故歴史小説に学ぶところが多いかと
言う事かな、良いよ、昔の本も。