2002年 12月 12日(木)

ちょっぴり悲しい出来事、でもオーライ

 何時しか音信が途絶えていた、懐かしい後輩から電話がありました。
アシスタントが、「先生お電話です、病院からです」と聞いた途端
何か検査の悪い結果でも出たのかなと、一瞬どきっとしたのですが、後から再度掛かってきた
時にはもっと驚く内容でした。何故ってそれは後輩が、乳がんの手術を受けて今病院ですと言う事だったのです。
 
 自分の事かと思って、はっとした己が情けなかったです、何故後輩の事を、最初に思わなかったのかと。
銀座に念願が叶ってお店を出して一年足らず,なのに何故こんな事になったのかしらと
胸のうちを打ち明けたかったのですね。電話の向こうで何度もテレカが切れて、何度も掛け直してくる
彼女を思い浮かべているうちに涙が、止めども無く流れてくるのです、でもそんな思いを伝えたら
もっと苦しくなるだろう彼女の事を考えて、私の去年の体験と闘病中の話をしてあげたら、
私はまだましなんだねと、とても明るい声が返ってきたのです。

 そうです、今の自分を悲しむ暇があったら誰かの事を思い浮かべてあげてください。
それは誰でもいいんです、周囲の人でも、世界中の誰かでも。人はとかく自分だけが
不幸のどん底にいるのではないかと不安に陥る事があるのです。それは人とは
皆が平等に強い心を持ち合わせている訳ではないからです。

 人の心のひだに隠されている、悲しみや辛さを観察できるようになったら
人生一人前だと思いませんか?何故ってひだに隠さなければなら無いくらい
辛いからですご本人にとって。そのひだをゆっくり抱きしめるようにめくって
上げたいね、心から。そんな友人になりたいです、今からもそしてこれからも。
 又掛けるねと言った後に彼女はこんなメッセージをくれました。

 「元気が出てきたよ、頑張るからね、心配掛けてごめんね!」と。
ごめんねはないよね、人はすべからず、お互い様なんだよ、いつか私が
貴方から元気を貰う日がくるんだから。その時は宜しくね。そして
早く直してね、最後に自分の病気をよく学習してね、自分の命だもの。

 「祈りほど、良薬はなし!」これは私の信念です。今日から貴女の為に心から
お祈りしますよ、お花に託して信じてね自分自身を。