2002年 12月 14日(土)

釣べ落としの夕日がくれた素敵な思い出。

 長い事この仕事をしてますが、初めての経験となる素晴らしいお仕事を頂戴しました。
それは「角松」の注文です。何故私に下さったのかは少々ミステリーなのですが、なにせ
初めてのことでお断りしようか、どうしようか悩んだ結果、生徒さんをはじめとして
諸先輩方までが、やってみなさいとのことでした。ならばいざ出陣までの準備を
頭の中でめぐらしていたら、どうしても欲しい材料があったのです。

 しかし時間の都合でちょっと調達が難しくなってしまい皆に相談したところ
とある生徒さんのお宅のお山にあるとの事で、早速連絡をとりましたところ
快く引き受けてくださったのです、ところが「先生、一緒に行きましょよ」と
誘われたのです。私は都会育ちな者で、裏山に上るなんて事は経験した事が
ないのです。私が役に立つのかしらと不安だったのですが何とか役には
立ったような、そうでもないような。

 そして無事に材料は彼女が木に登ったり、側で私は拾い集めたりなんとか
夕日が沈むまでに事済みました。いよいよ下山です。釣べ落としの夕日は
私の後を追いかけるように沈んでいくのです。朝日もだいすきですが、
夕日も大好きな私です。しかし近頃めっきり忙しくビルの谷間に沈み行く
夕日しか見ていなかった私は心から、日本の原風景を眺める事ができたのです。

 いいなあやっぱり、この風景は芯から心がくつろいでいくのがわかるのです。
こんな感動が人の疲れを取り除いてくれる事を再確認しましたね。
伊藤さん,そして私の為にこっそり、ポストに門松の写真を入れて置いてくれた
生田さん、そして私の背中を押してくれた生徒の皆さん本当にありがとうね。
心からお礼申し上げます。

 必ず期待に応えられるような、門松を作って見ますからね。このHPにて
紹介させて頂きますね、楽しみにしていて下さい。
市場の先輩のみなさんありがとうございます、トライしてみますね。
洋花教室の作る門松を、但し日本の守るべき伝統も忘れないように工夫しますからね。

 言い忘れました、生まれて初めての経験です、人様の大事な樹を鋸で切らして
頂いたのは,これも生涯忘れられない思い出になりそうです。