2002年 12月 16日(月)

専門分野に、閉じこもっていませんか?

 よく聞かれる質問にこんな質問があるんです。
先生は色んなことを知ってますね。それって仕事に関係があるんですか?と。

 仕事ってね、1つのことだけを知っていればいいと思っていらっしゃる方に
限ってこう言う疑問をもつようです。昔からよく言いませんか、「専門バカ」
聞いた事無いですか、そうよね、これって差別用語になっちゃたんだものね。
今は死語だな、明らかに。
 でもはっきり言って、今でもこの言葉に値する人多いと思いません?
私はこの仕事しか正直言って、人生したことが無いんです。これも言い換えれば
専門バカになりがちなんですよ。だからこそあってはならないと、常に旅に出て
新しい情報や、他ジャンルの人との接触から色んなことを吸収しようと、努めて
いるのです。旅ばかりではなく、読書もね。談話も。
 
 何故ならば、花を通して私は人生のほんの一部分でもいいから、共に生徒さん達と
学びたいからです。花だけを技術的に習得するのならば、専門学校にでもいけば
いいではないですか。テキスト片手に。違うんだな、仕事って、常に巾が必要なんですよ。
その巾が人にインパクトを与えたり、イメージを膨らませたり、次へのシュミレーションを
描かせたり。1つの事ばかりでは、1つの事を伝えるのに伝えきれないことが、たくさん
あるんです、そんな時に色んな方法論を持ち合わせていたら、その場面、場面に応じた
答えをもってして、伝えることが出来るのです。

 例えばね、生徒さんにどうしてもこんな風に学習して欲しいなと思ってても
相手に依っては、その理解度が違ってくるわけよね、そんな時1つの表現方法しか
知らなかったら思いは伝わらないんですね。

 人が何かを考える時ってどんなふうに、考えていると思いますか?
それはね、言葉ですなわち言語で考えているのですよ。
と言う事は、常に色んな刺激を脳に与えていないと、その言語は育たないわけで。
だから人生、そして仕事、遊びすべてに於いて、巾があればあるだけ、他者に
自分の思いを伝えやすいと言う事かな、私の場合は、必要に駆られてと言う事も
有るんですけどね、何故ならば経験と言う時間を提供する事も、教師として
必要とされるからです。ものを伝える立場に立つというのはそういうことなんだな。

 これもこの教室から学ばせて頂きました。本当に有難う御座います。
皆さんのお陰で三輪は成長させて頂いてます。