2002年 8月 15日(木)

生きてきた証しとは。

 病気をすると、ほとんどの人が生死感が変わるといいますね。

私も変わりました。脳に異物があることに気づくまでに一年かかりました。

その間7ヵ所の病院で検査を受けても解らなかったのです。

 ある日、突然倒れたのです。その日は何故か階段を降りる足取りが、

とても重かったのを今でもはっきり覚えてますね。

黒板の前に立ったとたんに意識は無くなってました。

気が付いたらベッドの上。よくある話とはこういうことかな。

 何故私がこんなのないよ。これもよくある話だね。

そして、闘病生活。長かったかな結構さ。

執刀医のドクターいわく、<仕事が病気を作ったかも知れないけど、

仕事が君を救ったんだね。>これってその通りなんだな。

人は苦しみで自分を苛めることもできるけども、

苦しみが自分を救うことも出来るんだな。

この9年間で私が病から学んだことだね。

 生きてきた証しって、ふっと後ろを振り返ったときに、

深く刻まれた足跡があるかないかだよ。

しっかり地面を踏みつけながら人生歩いていたら

足跡がある筈だよ。誰にでも。逆に宙に浮いた生き方してると

振り返った時に、自分の影しか見えない筈だよ。

そして、人はお迎えが来る時に始めて、

<生きてて良かった。皆と一緒に。>と思えるのでは…。

私はそんな人生の終末を迎えたいと思っているんですよ。

 私の心にいつもあるメッセージはね、

<お花の向こうに人がいる。そして私がいる。>

<花に感謝、人に感謝。>

この言葉大好きなんだな。今 お墓参りの帰りです。