2003年 1月 24日(金)

本当の自分を見てもらえる、素敵な人はいますか?

 先日書き込んだ「レンドラ」の最終回は中々だなと思ったので、本日は
遠い昔の思い出を皆さんにお伝えしましょうね。
 もう時効だからいいかな。ある時、生徒さんが結婚なさるので私にブーケの
依頼をして下さったのです。それも前撮り用と、本番用と合わせて、4つも。
とても嬉しかったです。ところが私はそんなにお金を掛けなくても良いのではと
アドバイスしたのです。そうしたら彼女から驚きの発言があったのです。
 何だかテレビのセリフにあるねこんな感じのが、と言うのはさて置いて。

 その彼女の衝撃の発言とは≪私は人前に出る時に素顔で、今まで出たことが
無いのです、だからせめて先生のお花で美しく装いたいのです。そして
素敵な結婚式を迎えたいのです≫と。私は思わず≪えッ!≫と言ってしまいました。
そしてこう質問したのです。

 ≪じゃ、結婚したらその後、ご主人にはどうするの? まさか生涯メイクしたまま
居る訳ではないわよね!≫と問い掛けましたら。
何と彼女はこう答えてくれたのです。
 ≪そのつもりです。彼が起きる前にメイクを済ませて、寝てからメイクを
落とします、そうすれば彼に素顔を見せずに済むでしょ!≫

 正直言って唖然としました。そんな事が人は出来るのだろうかと驚いてしまいました。
私から見たらむしろ、素顔の方がとても愛くるしいのに、人の気持ちは解らないものだなと。
 確かにこれだけは自信をもって言えるのですが、花嫁さんをより美しく見せる事は
ブーケによっては可能です。ですが本来の意味合いがずれているのに、気づいて
欲しかったので逢えて苦言を呈してみました。

≪素顔が美しいよと言ってくれる人を選んだのではないの?
私は何度結婚しようとも、今の素のままの自分を素敵と言ってくれる人を
見つけるでしょうね≫と伝えました。

 人は年輪というものが有るのです、ある時、とある生徒がこんな事を
お話してくれました。
 ≪先生、私は先生のように年をとりたいです、そして先生を見ていると
年を撮るのが、楽しみになってきました≫
嬉しかったですね、若い方から元気を頂いたような気がしましたよ。

 私は常々こう言っているのです。
≪男と女、互いに年をとって行く姿を美しいと、思えるそんな人生を
進みたいですね。その為には最初が肝心です。素のままの自分を
見せてからお付き合いを始めましょうね≫と。

 でも乙女心は難しいですから、その辺は考慮したとしても、出来るだけ
内面の磨き方で勝負しようではないでしょうか!
それで駄目なら、相手が手応え不足と言う事で、次のチャンスまで
又自己鍛錬ですよ。君達には誰にも負けない武器があるでしょ、必ず
有ると信じて、アンテナを鍛えましょうね。