2003年 12月 10日(水)

季節はずれのような気もするけれども、素敵な寒牡丹に出会えました。


 今、このティータイムメッセージに華を添えてくれてるONE SHOTは
先日奈良、京都を旅したときのショットです。特に柳生の里に訪れた時に
どうしても気になっていたのが、伝説的なあの名シーン…宮本 武蔵が
柳生家の道場を訪ねた折に、門前払いをまず一発…そしてその時に
 柳生 石舟斎がふみを結びつけて持たしたのが、自らの名刀で切り落とした
牡丹の枝でした。その枝の切り口を見て、どうしても立ち合って見たくなった
武蔵…その柳生の里に牡丹を沢山栽培しているお寺があったのです。

 ところが閉園時間が過ぎていて訪れることができなかったのです。
ひょっとしてあの名シーンの牡丹はこのお寺さんから柳生家に…と
勝手に想像をしていました。そして次は牡丹の花咲く頃に必ず訪れて
見たいなと心に決めていた折、本日なんと季節はずれと思われそうな
「寒牡丹」に市場でであえたのです。

 季節はずれとあって競り値があがりました、心は躊躇しました、が
ここが勝負のしどころ、えいとばかりに競り落とせたのです。
まあ、これが自分へのクリスマスプレゼントと言うことで勝手に
納得して今この牡丹は、私の側で鮮やかに咲いています。

 但し一輪だけですよ。後はアトリエで生徒達と少しづつ蕾を
緩ませていく美しい姿を皆で堪能します(^f^)

 しかし哀しいことに、箱には名前が…「牡丹ピンク」
これは無いでしょと、市場から戻って1人嘆いていたのです。
そうしましたら、アシスタントが《先生、又名前を付けて
差しあげましょうよ》とアドバイスしてくれました。

 そうなんだ、学術名がどうであるかは、後から奈良に出向いた時でも
よいとして、今私が感じ取った感動を命名させていただこうと…

 人の名前、花の名前、それぞれには固有の名前があるのです。
大切にしてあげたいなと常々思っていましたので、ないのならば
誰かがつけてあげましょう。

 私はお友達の名前を苗字だけで呼ぶのは好きではありません。
姓があるならば、名があるのです。
時にあだ名もね。さあ、どんなお名前をプレゼントしましょうかしら(^。^)

 興福寺の夕焼け空です。