| 2003年 12月 15日(月) |
そろそろ、1年の締めくくりに入る頃合がきましたかな?
この一年を振り返ってみて、様々な花たち、仕事を通して出あった
人々…心に残るシーンが沢山あります。どれひとつとっても決して
手を抜くことは出来なかったはずです。だから仕事って疲れるんですよね。
そんな折、石川 洋さんの詩の1篇の中に素敵なのがありました。
《正直を友とす》
大きな仕事
ではない悔い
のない仕事を
することである
「利は元にある」という
元には二つの柱がある
一つは商品である
実印を押したような
商品を扱うことである
もう一つはお客様に
よろこんでいただくことで
ある
商いの大小を問うてはな
らない お客様は必要
のあるものしかもとめら
れないのである
ある時友人とこんな議論をしたことがありました。
だいぶ前のことですが、その方は大変高額な商品を
取り扱うお仕事をされています。その反対に私は花一輪
数10円のもあれば、稀に数千円と言う花に巡り会うくらいです。
互いにストレスからきていたのでしょうねきっと、仕事の愚痴が
出始めた頃、その方は自分のストレスは高額だからと言って互いの
ストレスの度合いを比べてしまったのです。
その時、なぜかとても哀しかったのです。
それはどんな商品であれ、商品の向こうには共通する…それは、
《人…》なのです。その人の心にどのように伝わるか、それが
商いの道筋と信じていた私は無性に腹立たしくなったのです。
議論するほどのことでもないのかもしれません、今思い出すにあたって。
しかしこの気持ちは今もって変わることの無いように心がけているつもり。
この1年を振り返ってみて、どうだったか…これが1番最初に
私自身が己に問い掛けねばならないことなのです。
この仕事を始めた頃、周囲の人々の中にこんなことを
伝えてくれた方がいました。
《商いとは、飽きないからくるんだよ、同じ仕事を10年続けて
行けたら一人前と思いなさい!》
人生の中で忘れてはならないメッセージ、又は忘れることが出来ない
メッセージがあるはずです。
その中にこの方の言霊があります。残り少ない平成15年ですが
この部分において考え、迎える年にそなえることにしましょう。