| 2003年 12月 8日(月) |
人生に逃げ場無し…石川 洋さんの詩集からお借りしました。
こんなタイトルから始まる石川 洋さんの詩集は結構辛口で
お酒で言うなら辛口の新潟産かしら?
《人生逃げ場なし》
逃げられるなら
誰だって逃げたい
しかし逃げれば逃げる
程苦しみは追いかけて
くる それが苦しみの正
体なのである
いっそ苦しみの中に飛
び込んでいけば苦しみ
は 人生のどん底で抱
きとめてくれるのである
これは本文どおりの文字送りでお届けしてます。
決していつもの私の誤字脱字ではありません。
不思議な送り文字だなと、何も疑うことなく
読んでいたのですが、作者の意図はまだまだ掴みきれない
己の未熟さが露呈してしまいますね。
読めば読むほどに味が出る辛口の詩ですが、最後の下りで
心がほっとするのです。
…いっそ苦しみの中に飛
び込んでいけば苦しみ
は …抱きとめてくれるのである
まさにそうなんではないかと、不思議と安堵する…
これが辛口の美味さなのかもしれません。
レトロブームと言うことで世の中は、何だか時代錯誤するような
報道が溢れていますが、何故か文学の世界、特に詩の世界は
歌詞にいたるまで、真のレトロになっていないのではないかしら。
今、アメリカで多くの人の共感を得ているのが《ネイティブアメリカ》に
戻ろうよという運動らしいんです。
これは《古きよき時代それは、その昔インディアンと呼ばれていた人々の
太陽を崇めるところから見直そうではないかなと言う運動らしいのです。
人は光合成によって生きることが出来る宇宙の中の分子です。
昔の人の素朴で自分の中にどんなエネルギーがあるのかを
認識しながら生活していた頃に学ぼうよと言うことかしら。
石川 洋さんの詩集を詠んでいると自然体の心地よさや
戒めを感じ取るのです。
流行としてのレトロではなく、真に古きよき時代から学べるものは
何か今一度模索してみたくなった1章節でした、いかがだったかしら(^f^)