| 2003年 4月 18日(金) |
双頭の竜、ご存知ですか?
私は京都に出向くと必ず行きたくなる、スポットがあります。
このお寺は、豊臣秀吉と、その妻が老後を過ごしたとされるゆかりのお寺。
そこの一角に豊臣秀吉が好んだとされる、「双頭の竜」のあるものが…
それを始めてみた時に身震いしたのを今でも忘れません。
私は実を言いますと、竜年なのです。平成うん年なんと言う嘘は
申しません、その辺りはご想像に任せる事にして、幼い頃けっして
高学歴でもなければ知識人でもない父が寝物語に語ってくれた思い出が
あります。
それは干支の話でした。こども心に必ずしも面白い話とは
思えなかったのですが、今考えるとユニークな父だったなと思います。
しかし大人になってから、何故かこの寝物語が思い出されて
仕方ない場面が多々あるんです。
その中のひとつ、ふたつを本日はお伝えしましょうね。
まずは「双頭の竜」についてはこんな風に記憶していたのです。
父いわく、「竜年はな、昇り竜、降り竜と言って出世する人、とことん
落ちていく人が運勢的にあるんだよ、自分がどちらの竜になるかは
すべからず自分の努力次第、お前はどっちの竜になるだろうか
お父さんは楽しみだけどもお前はどちらを選ぶ?
選んだらまっすぐに進みなさい、自分を信じて良いかな!」
それは勿論昇りを選ぶのは人間の心理だと思いませんか?
随分といい加減な人生のレールの教え方だと青春期には思ったものです。
しかしこの「双頭の竜」を観た時に、思わず父の面影が心に浮かんだのです。
そして私なりに双頭の竜に付いて考えることにして、その答えはと言いますと
又父とはちょっと違った解釈が生まれたと言ってもいいかしら。
父は干支と人生の絡みを子どもに言い伝えたかったのでしょうねきっと。
でも良く噛み締めてみると出世に付いて言いたかったのではなく
物事の解釈には2通りあるんだよと言いたかったのでは。
さきほどは、父と違った解釈なんて偉そうにいいましたが、
今こうして書き記していると何だかやっぱり、父の想いを
ふたたび呼び起こしている事に気が付きました。
改めて楽しかった寝物語に感謝かしら。
でももう少しファンタジックなストリーも聞きたかったかしら。
これは無いものねだりですね。
さあ皆さんなら小さなお子さんにどんな寝物語をプレゼントしますか?
楽しみだな