2003年 4月 7日(月)

選挙戦が加熱してきましたね。

 つまらない用事で福山駅に出向いてみると、そこは選挙演説の大舞台と
なっていてスピーカーから流れてくる音は、演説と言うには程遠いものかしら。
わかっていましたがこの時期になると少々憂鬱になることもしばし。

  皆さんの公約もじっくり聞きたいという思いもあるのですがここぞと
ばかり何故ああもがなり立てるのかしらと、首を傾げたくなりませんか?
しかしこれが今の日本の選挙活動としては、もっともポピュラーな
戦い方なんでしょうね。昔からあまり変わってないところをみると。

 どなたに大切な一票を入れようかと思う間も無い味気ない選挙戦と
感じるのはわたしだけかしら。
駅前は確かに沢山の人が集まるスペースではありますが、有権者が心を傾けたく
なるような演説に、たっぷりとエスプリを聞かせた毒舌でもいいでは
ないかしら。でもそれは常識はずれなのかね。

 今日の新聞からひとつ、有名な落語家のエッセイだったのですが。
彼いわく、落語とは舌で人の心を耕すのだそうです。
何と素晴らしい表現でしょうかと感服していまい、早速本日の日記に
書き記して記憶に留めておけたらと思っていたときに、駅前の
選挙カーの占拠に出会ったという事かな。

 ちゃかすわけではありません。皆さん世の為人のためになろうと
真剣に頑張っていらっしゃるのですから。でもこの落語家の
名文を心に刻んで挑んだらもっと多くの聴衆が耳を傾けてくれるのでは。

 とにかくまずは、自分の思いを伝えるわけですから、私みたいに忙しいと
講演会というばに出かけられないわけで、広報やちらしそして演説も
投票の大切な資料のひとつになるわけでしょ。

 以前から落語は大好きでしたが、この方の想いを感じ取った時
もっと落語が好きになれそうと思ったのです。

 復習しましょうね、ご一緒に「落語とは、舌で人の心を耕すものです」
この舌とは決して焼肉やさんの「タン」ではありませんよ。
 いうまでも無く、「ことば」「言の葉」「言霊」etc
私もいつか「舌で人の心を耕せるような日記」が書けたらいいなと心を
新たに身が引き締まる思いで帰り道を急ぎました。