| 2003年 7月 14日(月) |
今住んでいるこの国が好きですか?
以前知り合いの方が私にこんな言葉を投げかけたことがあります。
「この国に生まれたくて生まれたわけではない、この国の
国籍をもって生まれたくは無かったよ」と。
すでに50代前半の男性でしたが、とても不思議で、そして
奥深いコメントだなと思いました。その時の私の反応といったら
「そうね、難しいわね、その質問」と答えるしかありませんでした。
その数年後にある若い方が、同じようなことを言いました。
「黒人になりたい」これは差別用語なので本来はこのページに
表現してはいけないのですが、そのときこの若い子はこの表現を
用いて私に伝えてくれたのでそのまま引用させていただきます。
ご了承くださいね。
50代前半の男性はこの国に生まれたくは無かったと表現し
10代の方ははっきりと人種を指定してまでなりたいと表現しました。
そんなことを話題にある日のティータイムでお話させて頂いたら
最近こんな風に言う若い人が増えてるとその方が教えてくれました。
いつもこのページでお伝えしてるのですが、人は生まれてくる場所を
選ぶことは出来ないけれども、生きる場所、そして死ぬ場所は選べると。
そんな会話の中でティータイムが進むうちにどなたかが、「だったら
他の国の人と結婚して国籍を取得すれば言いのにね」と。
でもその方は同じ国籍の方と結ばれそして…
何だかとても府に落ちない答えでありながら妙に納得してしまいそうな
そんな会話があちらこちらから出てくるのです。
とても有意儀なティータイムだった記憶があります。
しかしそんなに日本と言う国は、世界から見て恥ずべきお国柄なんですかね。
どんなお国でもそれぞれの素晴らしい文化と歴史と様々な財産を
持ち合わせているはずだと思うのですが。
他国を過剰に非難するのも良くありません、しかし自分の国に
一抹の誇りも持てないのもどうかなと思います。
そして何処の国に住まいを置いても、住めば都ではないかしら
私はそれこそが本当のグローバルな人格ではないかなと思います。
他国を認め受け入れることも大切ですが、自国をまずはしっかりと
見据えてから…これが私が20数年前に初めて外国に出て
学んだことです。今もその気持ちに変わりはありません。
どうかこの今私達が住んでるこの町、この県、この国、この地球を
大切に順番を間違えないようにしたいですね。