2003年 7月 4日(金)

金子みすづの童謡集から、お気に入りを。

「モネの庭」を教材に使っていることは昨日お伝えしましたね。
本日はそれと同時に「金子みすづ童謡集」も授業や「ティータイム」で
使わせて頂いてる事を、お伝えしましょう。

 本好きの私をご存知の方が先日プレゼントしてくらました。
とても素敵なんですよ。でもこの方自身はとても幸薄い人生の
終幕を迎えた詩人ですが生誕100年を迎えることで
脚光を浴びています。

 授業の中で朗読させていただいた「花屋の爺さん」を。
   「花屋の爺さん、
    花売りに、
    お花は町でみな売れた。

    花屋の爺さん
    さびしいな、
    育てたお花がみな売れた。

    花屋の爺さん
    日が暮れりゃ、
    ぽっつり1人で小舎(こや)のなか。

    花屋の爺さん
    夢にみる、
    売ったお花のしあわせを。」

朗読なんて何年ぶりでしょうね、
ちょっぴり恥ずかしかったけど、どうしても伝えたかったのです。
この詩の内容はいつも私が感じていることだから。

 花達と向き合って25年、私はいつも売れていく花たちの
幸せを願っているのです。ある人が、お花の手入れに何故そんなに
時間をかけて、お金をかけるのと問い掛けてくれました。
答えは一つ、花たちの幸せをお客様に託すからです。

 私もいつかなりたいな、「花屋の婆さん」に。