| 2003年 8月 17日(日) |
さあ、ほとんどの方が夏休み終了かしら?
私も本日で長い夏休みが終わろうとしてます。
色々楽しかったり、哀しかったり、嬉しかったり、勉強になったり
様々な思い出が詰まった久しぶりに有意義な夏休みでした。
今日はゆっくり、くつろぎながらブラブラと思っていたのですが
貧乏性というか、じっとしているのが少々飽きてきたようで、
おもいきって倉敷まで足を運ぶことにしました。
一途、大原美術館へと、目的は「棟方 志功展」
日本各地で目にすることがしばしあるのですが、たくさんの作品を
同時に観るのは久しぶりのことです。
特に圧巻だったのは、やはり大阪国際万国博覧会に出品した作品でした。
そして何よりも驚いたのが、今私の中で学んで見たいと思っていた
柳 宗悦さんとの深い交友関係でした。
そしてもうひとつは、倉敷にとても所縁の深い作家だったと言うことです。
美術館を訪れるのは何年ぶりでしょうか、灯台下暮らしみたいなもので
結構素敵な特別展をしているにも関わらずつい次にと思ってしまうのかしら。
東京生まれの私、東京タワーに上ったのはたったの一度限り、それも
この福山に来ることが決まったおおかた、20年前のことです。
そんなものなのですが、「棟方 志功特別展」は、違った意味で
思い出深いものがありまして、と言うのもだいぶ前のことですが
大々的な特別展を観たことがあるのです、そのときのカタログを
思い出しては手に取るのですが、少々色あせて、それもよいのですが
なぜか新鮮な気持ちで古いカタログと作品を繰れべて観てみたかったのです。
私も成長しているのだろうか、「世界のムナカタ」と言われる
作家の作品を観て感じ取った当時の感性と、今との時空の中を
確認してみたかったのです。
しかし幾たび、観ても素晴らしいです。
版画そのものもですが、私はこの「世界のムナカタ」の作品に向かう
あの有名な姿が…。
今日再び学んだことはこんな一文です。
《柵とは、昔はお城を作る時に使った柱の一本又は区分された部分
だそうですが、僕の柵とは、一念一願と言うおもいで使わせてもらってます…》
あいにくメモを取ることが出来なかったので正確におしらせできないので
つらいのですが、何となくでいいので感じ取ってくださいね。
先生は一つの版画を作る度に、この柵という文字を最後につけてます。
今まで気付かずに観てきたこの文字にこんな意味があったのかと
ちょっと恥ずかしかったです。
今日から捲る真新しいカタログは、きちっと先生の柵という意味
一念一願の思いを心に感じ取りながら捲ってみたいと又一つ
学習の課題が増えてなんだか、最終日にとても充実した
思い出つくりができました。空は雨、心は晴れでルンルンでした。