2003年 8月 8日(金)

昨今の修学旅行とは。

 昨日レッスンにこられた生徒さんがこんなお話をしてくれました。
私がこんな質問をしてみたのです。

《最近の高校生の修学旅行で、東京へ行こうということになると
思わずディズニーランド又は皇居とか東京タワーかしらね》と
尋ねてみたのです。そうしましたら、《勿論自由時間の範囲で
ディズニーランドも有るのですが、ご時世を反映しているせいか
会社訪問、大学見学と言うケースが増えてるそうです、なんだか
かわいそうになるんですよね。そんなにあおらなくてもいいのにね》と。

 私は意見を伝える前に正直言って愕然としてしまったのです。
確かに東京タワーや、皇居と言うのはさすがに時代背景がと感じますが
会社訪問と大学見学とは。ほんとに今の大人になる前の過渡期の大切な
時期に、《それみよ、これが、君たちの現実だぞ!よくみてきなさい!》
と大人が必死でお尻を叩いているようですな。

 ある少女が私にこういったのです。
《大人はこどもに、早く大人になれと、急かしてばかり。
だから大人が信じられないんだよ。もう少し時間が欲しい人も
いるだろうし、早く大人になりたい人もいるだろうけど、
皆が同じではないはずでしょ?》

其の通りだよね、でも世の中の流れを大人もどうコントロールしたら
良いか分からないんだよと、答えておきました。

 無責任な対応でしたが、今はそれを伝えるのが精一杯なのです。
私にも答えが見つからないから。出きれば急かしたくは無い、でも
このご時世、親も子も共倒れになる危険さえもあるんですよね。

 だからこそ、大切にしたいのは、どんな状況下でも自分の
生きて来た足跡をどんな形で残せるのかと言うことなのでは。
後ろを振り向いた時に、足跡だと思っていたらただの、陰…

 私は自分に言い訳する人生は嫌いです。それは《何なにしてるつもり》の
人生だからです。ある学者がこんなことを言ってました。

 《恋愛とは、幻想から始まり、錯覚で終わる》

なんの関係も無いと思われるかもしれませんが、よく考えてみてね、
人生とは、人を愛し、愛される、そして愛し合うことから
スタートするのです。学者さんのこのメッセージは私には
こんな風に受け止められるのです。

 《愛と言う幻想を錯覚で終わらしてはいけないよ》と。

何とも情けないのですが、其の可能性は多分にあるのです。
あまり若い人をあおることの無い大人でいたいなあ。

 本日のONE SHOTは頂いたメールからです。私の大好きな
シーサーです。早く来い、私たちの夏休みというたいとるにしました。