| 2004年 12月 5日(日) |
念願の「虎の間」を見ることが出来ました。
台風の中にどうかと思っていたのですが、すっかり晴れ間が
覗く中、本日フェリーで「琴平宮」へ出向くことができました。
もうそろそろ終わりを迎える、125年振りに一般公開
されている、円山応挙その他日本画の祖とも言われる国宝を
みるためです。
作品は感動のひと言でした。
もう生涯見ることがないかもと言う思いと、始めてみる
本物を美術館という設えではなく、昔からあるがままの状態で
鑑賞出来ると言う興奮が今でも、震えがとまりません。
そんな中で本日ご紹介させていただくのは、なんと
75歳のお土産屋さんで長年お客様のお世話をしている
素敵なおばあちゃんです。
たまたま、駐車場を探している時、おいで、おいでと
手を振るその手に釣られて車を預けることになったのですが
帰りにお土産を少々調達、そんな合間の会話に将来こんな
おばあちゃんになりたいなという、思いを抱かせて
頂いたのです。
彼女の会話の中で、私は知らなかったことを教わりました。
《人は棺おけに入る時に、今は無い、6文銭をもたされたのさ
それ以上は、あの世に持っていってはいけないからだよ。
今は紙に書くだけ。人は死んでからは、いくら生前に
財産を残していたところで、あの世に持っていけないのさ、
だから、『活き金』といってね、生きてるうちに、こどもや
孫子に上手に使い、『死に金』にならないようにするのよ。
そうしないと、死んだ後に醜い財産争いが枕辺で始まるわけ。
だから私は年金も小使いも、貯める前に上手に使うことを
心がけているんだよ。それが1番年をとって、孫子と
仲よく暮らせると言うわけだよ》
なんともうんちくがあるなと、本日の連れと感心してしまったのです。
でも手にしているのは、なんと6文銭ならぬ、千円札とうのが
おもしろいでしょ。値打ちとしたらきっと、昔と変わらないのかしらね。
ほんじつより、しばらくは「琴平宮」からの画像をお届け
できることでしょう。