2004年 2月 12日(木)

悪霊が執りつくって本当ですか?


と言う質問を頂戴しました。つい最近ですがね。
うむ-難しいですね。でも何日か考えてみてふと思い出したことがあるのです。
 私は1時期とても推理小説に凝っていまして、特に日本の作家ですね。
たくさんいますでしょ、そう言えば今又ドラマで面白いのをしてますね。
「砂の器」実はこの映画にはとても思い出深いものがあるのです。

 まだ東京にいた頃ですがね。友人とこの映画を映画館へ出向いてみたのですが
あまりに涙が止まらなくて、そのうちに声を出してオイオイ泣いてしまったのですが
それでも鼻水が止まらなくてとうとう、チーンチーンとハンカチをだして
何度も鼻をかんでいたら、隣に座っている友人が「キンチャン、うるさいから
外で待ってなさいよ!」と言われたので仕方なく館内を後にしたのを今でも
2人で思い出し笑いをするのです。

 では本日のタイトルに何の関係があるのか不思議でしょう。
ところがあるのです。と言うのは推理小説の中のひとつのストーリーを思いだしたのです。
横溝 正史であっているかな?誤字があったらごめんなさいね。

 その中のストーリ−に強欲な1人の男が霊媒師に成りすまして次から次へと
毒牙伸ばしながらたくさんの人を殺め、最後は妻に殺されると言うストーリーだったのですが
興味深いのはなぜ、大勢の人たちが霊媒師の所を訪れるのかと言うところなのです。

 今も昔も人々は困ったことがあると、占いや霊媒師のところに訪ねるということを
聞きます。霊媒師は今はどうか分かりませんが、占いは今大流行していますね。

 政治家や芸能人までがテレビや、マスコミをとおして、又インターネットでも。
私の出演しているラジオのタイトルが「人生指南」というのですが、これを
ある方がネットでしらべたら、ほとんどが占いだったそうです。

 心の置き所が無くなったとき人は神に何を求めようとするのでしょうか、霊にも。
星空にもかな。まずは周囲の生きた生身の人に救いを求めるのも悪くは無いのでは
ないかしら。お金もかかりませんし。楽しみ程度に留めておくのはいいのですがね。

 そしてふと答えが見つかったような気がしたのです。

 「悪霊とは自分自身の心に住み付くものなのではないかしら」と。

と言うことで今一度小説を捲ってみたら、最後の章にこれと同じフレーズが
書かれていました。今も昔も「悪霊は己の心に宿る」といいますが本当ですね。
世の中が混迷すればするほどに惑わされやすくなるのは「心の不安が住み付き
その不安が昂じて悪霊のようなものを感じてしまうのではないかしら」と
言うのが私からのメッセージです。

 「朝日」はそんな朝の目覚めには1番効果的ですよ。験してみてくださいね。