| 2004年 2月 16日(月) |
幸福を知るということは?
「今ココに」ある時だけだということを学ぶことだと言っているのは
2000年前の哲学者セネカの言葉です。
彼はこう解いています。
人生の価値観はその長さにはない。
幸福、人生の充実は、時間に関係ないのである。
長く生きたところで、生きた日々をつまらないことにかまけて
過ごしたような人の人生は何の価値もない。
白髪や皺は何らその人がよく生きたことの証明にならないのである。
よく生きた人生とは、仮にそれがいかに短いものであっても、1日1日を
全力で生きた人の生なのだ。
1日1日を全き力で生きた者がよく生きたと言える。
この言葉は唐代の禅僧がいう、また道元が「正方眼蔵」に言う、生きるとは
「即今、」「今ココに」生きることであると言う言葉と重なるとこの哲人は
言っているのです。
すなわちたった、1日でもいい、真によく生きた1日はいかなる宝にも
まさる宝であると言うことをつたえたいのではないかしら。
本日少々悲しいお知らせを頂きました。
「乳癌」の宣告を受けた方からです。幸い初期の段階で難しい手術に
至らなくてもいいそうです。回復するまで大切な教室をお休みしますとの
ことでした。再会した暁にはお花を又送ってくださいねとのことでした。
子育て、お仕事、そしてだんな様のお手伝いと体を少々酷使したのかしらと
こちらが慰めのお言葉を添えなくてはいけなかったのですが、「先生も
大病をされていらっしゃるので、私も頑張りますね、先生のように」と。
私からは、「お花が又送れるようになった時はお元気になられた証拠ですね。」
近い内にそんな日が必ずきますように、どうか頑張ってくださいね。」と
お返事をさせて頂きました。
秋には、きっと良い知らせをお花たちが運んでいくことでしょう。