| 2004年 3月 19日(金) |
仕事が救ってくれた、悲しみ。
今朝、私たち親子が12年もともに世話をしてきたチャボの「ピピ」ちゃんが
亡くなりました。今日も仕入れがあるので朝一番に起きてさてまずは
リビングのお掃除に洗濯、そして動物達のお世話と言う順序がなぜか
「ピピ」ちゃんのところに足が向いたのです。そしたらいつもの
鳴き声が無く横たわっていたのですが、自分で起きて私に餌をねだりません。
これはと思って抱き起こしてみたら、私を見つめたまま動きません。
大急ぎで家族を起こして…仲間の動物達に看取られて息をひきとりました。
あたかも家族がおきて揃うのを待つように私には思えました。
今流行りのインフルエンザであってはなりませんので、気にとめながら
市場に向かったものの食欲もティータイムも…
主人からの電話で「今保健所に電話で問い合わせてみたら大往生ですねと
いわれたからね」とのこと。
嬉しいやら、悲しいやら帰りの車中も涙が止まりませんでした。
こんなことで明日の活けこみに支障をきたしたりしたら大変です。
事情をスタッフに話し、今朝の悲しみをお裾分けできました。
そして主人と2人でお花を沢山、沢山持ってでかけました。
もう開く事の無いつぶらな瞳に思わず目を疑う現象が、その眼から
うっすらと涙が…。
アトリエに戻ってどうこの悲しみを抑えながら仕事に打ち込めるか
不安でしたが、実際は大忙しでてんてこまい。
悲しみが込み上げてくるから何か話をしてと
スタッフにお願いしました、音楽もかけてくれました。
効果なしというのは、花の香りに包まれながら仕事していたらその内
いつもの自分に戻っていたのです。
そろそろ店じまいの時に私は皆に言いました。「今日は本当に
仕事に救われた日でした。何もすることが無かったらきっと悲しみから
抜けられなくてまだ涙で目が腫れてましたよ」と。
スタッフの1人が「先生、今日は忙しくて本当に良かったですね。」
その通りでした。
ピピちゃんの死は私に仕事の大切さを繰り返し教えてくれたのですね。
明日から世話が出来なくなりますが、お花たちの世話はまだまだ続きます。
がんばるね、母さん。