2004年 6月 1日(火)

寺山修司少女詩集から。


 東京にいた頃幾度かこの方の作品を拝見したことがありました。
本日学園の学生さんと本の交換をしたのです。

 2人ともなぜか本について色々話す機会が以前からあったのです。
昨日はお酒の話をメールでしました。
いつか一緒に飲める日が来ると良いねと。

 そして今日は約束していた本を持っていきましたら、彼も自分の
お奨めの本を2冊持ってきてくれていたのです。とても嬉しかったです。
だってメールでは何も教えてくれなかったから(♪)
その中の一冊が本日のタイトルです。

 早速ページを捲って見ることにしました、それは何か素敵な一編があれば
皆様と共有してみたかったからです。

 「僕が男の子だった頃」から

      《忘却》
   思い出を売る男がいたら
   ぼくにその男の住所を教えてください
   
   どんなに遠くても
   ぼくは逢いにゆくつもりです
   
   このままでは
   さみしすぎる
   
   忘却は
   北国の海のように老いやすいので

 ロマンティックですね、忘却とは時に心の安らぎでもあるようで
 または忘れたくない時の流れでもあるのでしょう。
 
 さあ、私にとっての忘却とは…
 いっぱい詰め込んだ思い出という名のボストンバッグかな。
いつか共にバッグを開けて語り合える日がくるといいですね。