2004年 7月 12日(月)

抱きしめてあげたくなるほどの哀しみにあなたならどうしてあげますか。


 数日前に天命のように神さまに導かれた訃報をお伝えしたのですが、
本日ご挨拶へ出向いてみることにしました。
正直なところどのようにしてご挨拶に出かけたらよいやら少々心の
戸惑いがありましたが、背中を押されるがごとく仲間の声掛けで
その勇気を得ることが出来ました。

 出迎えてくれたお母さまは、部屋の片隅でしゃがむようにして
1人涙ぐんでいたのです、ドアを開けて入って来た私にどのように
対応して良いか、一瞬だじろいでいましたが、悲しみの涙を隠す間も
無いという素直な表情に私は思わず背中を思い切り抱きしめてしまいました。

 そして彼女が言ったひと言が、なぜか耳から離れず今も私は涙で滲む
画面を見ながら打ち込んでいます。
 
 《毎日ここに来る子がもういないかと思うと、どうにも悲しみを堪える
事が出来なくてご免なさいね。》とたったこれだけのやっとの思いで
口にしたメッセージは私の胸をどんどんと叩くのです。

 どんな親不孝よりも、親より先立つ親不孝は無いと無くなった義父に
よく言われましたが、本当に命の尊さを今もって感じました。

 そんな義父の命日も、この暑い夏の盛りだったことを思い出しながら
改めてご冥福をお祈り申し上げます。
沢山、たくさん、これでもかと言う位涙を流してくださいね、その涙は
きっとお嬢様に届いてくれるはずです、そしてお母さまを助けてくれる
はずですからね。