2004年 7月 20日(火)

お仕事リタイアーおめでとうございます。


 本日誕生日を迎えた生徒さんがアトリエに素敵なケーキを
もってきてくれました。「皆で私のお誕生日祝ってくださいね」と
とても嬉しそうな笑顔で教室に来られたのです。

 さあ、何やら大きな包みは冷蔵庫の中に直行です。
この生徒さんは今年、定年を迎えて晴れやかな笑顔が日増しに、美しく
輝いてくるのです、それだけではなく、益々若返っていることに
皆がそれとなく感じてるのは不思議ですね。

 今年これで何回、ハッピーバースディの歌を唄ったことでしょう。
ちょっぴり照れくさそうに、ご自分の名前を…

 そしてケーキ入刀、それは爽やかな夏を感じさせてくれるデコレーション
ケーキに思わず、ダイエットも忘れてしまいそうでした。

 でもどこにも、キャンドルが見当たらないので、尋ねてみると
《わざと頂かなかったんですよー》と答えが返ってきました。
これはやられたなと皆で大笑い。

 沢山の生徒さんの誕生日にお付き合いさせていただきました。
いつの世も誕生会というのはいいものですね。
そして私が何よりも嬉しかったのは、ご自分で《いっしょに祝ってくださいね。》と
とっても素直なメッセージに感激したのです。

 とかく大人になると誕生日なんてと思う方がいるのですが、
誰かと一緒に自分が、今この世に生を受けてきたことを祝いたいと
思えるというのは、幸せな人生を歩まれた方、そして歳を重ねる1年間を
充実したと感じられるからではないかしら。
 そんな風に思いながら彼女のお顔を見ていると妙に可愛い少女の
様にみえたのです。

 そしていっしょに祝ってくれた仲間の1人が《職場が恋しくないの》と
質問したら、《無いとは言い切れないけれど、やるだけのことをしたと
言う達成感があるから、戻りたいとはおもわないのよ》と会話は
弾むのです。

 人生の達成感を感じられる時、人は誰よりも幸福感にしたれるのです。
小さな、小石ほどの達成感でも自分の中で見つけることができたら
その積み重ねは、必ず誰かが気づいてくれるはずです。
 
 それにしてもふしぎですね。
人は生まれた時から、死という終着駅に向かうわけですね。
その1歩、1歩を、毎年祝うというのは…
まだまだ人生勉強がたりないので、死生観と言うのをもっと体感
しなくてはいけないですね。

 そうだ、私は今週の金曜日、ふたつ目の誕生日を迎えるんだわ。
やっと3歳になります。
これも不思議な体感かしら。
では本日はそんな誕生会でご馳走になったケーキーをごいっしょに。
そしてどうか、この方の誕生日をいっしょに祝ってくださいね。