| 2004年 8月 18日(水) |
時振り返れば、視点も変わる
子供の頃の思い出の中に懐かしい本、映画、ドラマなど
人には様々な視点で物事を捉えて感じ入るものがあるのですが、
なぜか同じ本を何度も読み返す方もいらっしゃれば、同じドラマを
今ではビデオになっているものが多くこれは便利ですよね、
映画などもその中にはいるのでしょう。
あるとき私にこんなことを伝えてくれた方がいました。
その方は映画を何度も繰り返し見るそうです。
同じ場面で泣き、同じ場面で笑っていたりする自分が
その場にいることに気が付くと、昔に戻ったように
嬉しくもなり、悲しくもなるそうです。
私も時として同じ書物を手にしてみたりするのですが
本日久しぶりに40年前のミュージカルをたまたま見ることが
できたのです、見初めて数分間はストーリーの行方が
見えてしまうのでつまらないなと思ってしまったのですが
時間が経つに連れて自分の見てる視点に変化が出てることに
気づいたのです。
ストーリーを追っている自分ではなく、画面の隅々に視点が
移っていることでした。幼い頃には気が付かなかった、舞台装置
演出効果、その国の文化、歴史の流れなどがもっと身近に感じられて
当時の感動よりもより深いものを感じたのです。
これって時の流れの中で少し位は自分も成長していたのだなと
なんだか少しだけ嬉しくなったのですね。
次の仕事でこんな場面を再現できたらいいなとか、あいまいだった
記憶のどこかでもっとはっきりとした確信がもてたというか、
古いものの良さが改めて現代に甦ってきたような今でも
何ら変わらない世界がこの世の中にはあるものなのだなとか。
視点の変化から人々は成長していく証みたいなものが
人生にはあるんだよと、本日の名作がつたえてくれました。
そしてこの名作が実在のものであったことを、今もって知らされた
ことにより深い、感銘を受けたわけです。
「親の心、子知らず」といいますが、これは成長した暁に
それは、時の流れが知らしめてくれるという意味、視点の
成長が親の心を理解させてくれるものと、感じましたが
皆さんはどう思いますか。
本日の画像も今から50年前からこの佇まいで商いを
されているという酒屋さんの年輪を感じさせてくれるONE SHOT
であればいいのですが。