| 2004年 9月 16日(木) |
幸せは心の内側で、完璧に満足している状態です。
ほとんどの人は、この世界の不幸せの原因が、
身勝手な行動や、考えにある事を認めるでしょう。
悲しい事件を見てると特にそれを感じますね。
佐世保の事件が本日は紙面を蔽っていました。
悲しいかな彼女の心と情緒を我々は覗くことは出来ません。
専門家の方々が出した結論によってほぼ判定がきまったようですが
なんともやるせない思いです。少年事件でこの処遇はひょっとして
かなり重いのではないかと思いました。
鍵のかかった個室で矯正…なぜならば、まだ人を殺害した実感が
本人の中に無く、他者への殺意と自傷行為の危険があるとかで。
それにしてもあまりにも身勝手な事件が世の中を騒がせてます。
大人の世界も世界情勢もなんもかもが、個人の利益と欲望を
みたすか、国家という名のもとに行なわれているのもふくめて…
アレンはいってます。
「自分を不幸せな人間と考えている人は原因を他の誰かの
身勝手がつくりだしていると思い違いをしている」と。
アレンは、自分の不幸せは自分自身が作り出す、身勝手からだと
言い、他の身勝手からと思う人は真の幸せを手にすることができないとも。
欲望を満たすことで手にする満足は一時的な、浅い喜びとも。
そしてその一時的な満足の後は必ずもっと大きな欲望をみたそうとするとも。
欲望はあらゆる苦悩の産みの親だそうです。頭がさがりますね。
これほどにも人の心の煩悩を言い当てているのは久しぶりです。
もうじき気が付いたらお正月なんてこともありますが、
日本では古来から百八つの煩悩を洗いながそうね、お正月という
行事があるのですが、アレンはひょっとして日本古来の哲学に
見せられていた時代があったのではないかと思います。
関が原の合戦の前にこれに近い問答をしている場面が小説に
でてきます。
アレンは近代哲学者ですが、ひょっとして。
しかし忘れてはいけません。
「結果は己が起因している」口を酸っぱくして、言ってます。
でもこれが中々各自、自分の中で取り込めないんですよね。
それぐらい人とは頑固にできているのです。
大人になればなるほどに。歳はとっても心はスポンジでいたいと
思う私でした。
★この博物館は私が推薦する中のひとつです。
心が洗われるひと時をすごせますよ。★