2004年 10月 1日(金)

音楽の教科書

昨今、学校の教科書に、最近ヒットした曲が取り上げられるようになった。古いところでは「翼をください」。
私の世代では、リアルタイムで聞いたり歌ったりしたものだが、今の子供達は学校で学んで知っている曲となった。
校舎からふと音楽の授業で歌っている声が聞こえると、とても微笑ましくなる。こういう曲が取り上げられるのはとても喜ばしい。
しかし中には子供にコビを売っているのでは?と思うような曲もなかにはある。
最近のポップな曲をクラシックを中心に学んでこれらた先生がしかもピアノ一台で歌わせるのはいかばかりかと思う。
テレビなどで流れているヒット曲は、すでにそれで充分である。
私は学校では、子供達が普段接する機会の少ない良質の音楽を提供すべきだと考えている。童謡唱歌はそのひとつ。
童謡唱歌は最近また復活してきたとはいえ、少なくなっているのは事実。
例えば「村祭り」は今の子供達は知らない。教科書から外された理由が、村のない県ができたから、とのこと。
同じ理由付けするならば、鎮守と神様は同意語に近いから、とか、どんどんひゃららのメロディが日本古来の祭囃子でなく、
ヨーロッパのファンファーレの音階になっている、という理由のほうがよっぽど納得できる。
 先日の校長会で、一音楽家としては僭越と思いながらも
「音楽の教科書にもっと童謡唱歌とりあげてほしいですね」と発言した。
たかが演奏家、何を偉そうに!と思われるのでは、と思ったら、万来の拍手を頂いた。
教育の現場に携わっているからこそ、私よりもずっとそういう想いがあるのだな・・・と思った。
演奏後に、「中田喜直さんの曲が出てきて嬉しかった!。」「私、高野辰之と同じ長野なのよ!」
※高野辰之さんは、ふるさと、おぼろ月、もみじ、春が来た、などの作詞家でらっしゃいます。長野県生まれ
とたくさんの方が演奏後に駆けつけてくださいました。それぞれに思い出あり・・・。

コンサート案内の12月の白井プラネタリウムコンサートの日付が間違っておりました。お詫びして訂正させていただきました。




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