2003年 11月 22日(土)

恐るべし!池波正太郎氏!

 今日の出来事ではないが書いておきたい事がある。
我が家の父上の事だ。
ある日の夕方・・・。

ドタドタと地響きがする。
父が自室から飛び出してきたらしい。(私は自室で耳を
ダンボにしていた)

父 「かぁーさんっ!かぁーさんっ!」
   (叫んでいる!すわっ!事件か?!)
母 「何ね!しゃーしか!(博多弁で五月蝿いの意)」

父 「名古屋で凄か事件の起こっとーバイ!」

母 「だけん、何ね!フライパンば(を)、持っとーとに
  からテレビやら見られんめーもんっ!」

父 「凄かとバイ!女が犯人げなっ!」

母 「だけん、何ねって言いよろーがっ!口で説明して
  んしゃいっ!」
      (この時点で既にキレかけている母)

父 「つっ・・・つ・・・」

母 「ん?」

父 「”辻斬り”が出たげなっ!!!」

(この時点で私は自室から飛び出した。両者の顔を
 見たかったのだ。同時に妹も飛び出してくる。
 さすが血縁だと変なトコで感動を覚える)

父は喋り終えた満足感と、達成感で満面の笑みだ。
自身の発言に何の違和感もないらしい。

で、母を見ると・・・。何と妖気が漂っている!。
もう既に顔は真っ赤に変化している。
妹と顔をあわせ、目配せをする。噴火するぞ・・と。

母 「おとーさんっ!今、何て言うたとねっ!
   辻斬りって言わんかったねっ!!!
   名古屋に刀差したサムライが歩きよーとねっ!
   江戸時代から何年経ったとおもいよるとねっ。
   スポーツ新聞のエロ欄ばっかり見よーけん、語彙が
   少ないっちゃろーがっ!!!」

この数分後に、父の言いたかったのは名古屋で起きた
”自転車に乗った通り魔犯”の事だと解るのだが、
この時点で私と妹は死にかけていた。
笑い死にするんじゃないかと思うほどだった。
息も出来ない。声も出ない。
 
父はたった今、新たな伝説を刻んだのに、それをも
理解してないようだ。
(父は冷静にフライパンの中の肉を心配していた・・・)

この”伝説の事件”以来、我が家では通り魔のニュースが
流れるたびに、父を除く全員の視線が絡み合う。

勿論、本人は知らない・・・。

本日の日記の題名についてだが、父の愛読書なのだ。
彼には全く、読書をする習慣がないのだが
池波氏の「鬼平犯科帳シリーズ」だけは読むのだ。
父の脳から現代語を消し去るほどの影響力・・・。

恐れ入りました。

ちなみに、私は家に有っても池波氏の本を手に取る事はない。

なぜなら、父はハナクソをほじりながら本を読むのだ・・・。


 注・完全ノンフィクションです。
   ネタにしてごめん。父上・・・。
   博多弁、通じるんだろうか?

 





  




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