| 2003年 11月 23日(日) |
本の行方
私は本を捨てる事が出来ない。
売ったことも、勿論、無い。
二束三文でしか売れないと解っているし、
私の読んだ本は絶版になり易いのを重々承知
しているので手放せないのだ。
だが、どうしても手元に置いておきたくない
本もある。肌が合わない作家の本だ。
毛穴作家と呼んでいるのだが(自分だけで)
読んでいて毛穴が開くような嫌悪感を抱く
本にたまに出会うのだ。(他の人はどうなの
だろう?肌が合わないってあるのかな?)
今日は、その本をある場所に捨てに行った。
自宅から車で40分程の所に、その場所はある。
実は国立病院なのだ。
知人が昨年、入院された時にお見舞いに行き、
そこに大きな待合室があるのを知った。
部屋の四方に、天井まである大きな本棚があり、
寄贈本だろうが、沢山の本があるのだ。
これは良いぞ!ここに捨てれば私の嫌いな本でも
誰かに読んで貰えるかも知れない・・・。
知人の長い入院生活の間、度々、訪れる私に
有難うと言って貰うのは正直、恥ずかしかった。
その度に何度か白状しようかと思ったが
出来ないまま終わった。だって「本を捨てに来た」
なんて言えません・・・。
それからは、年に2・3度は訪れる場所となった。
最初はドキドキしたが、最近では堂々としたものだ。
一応、綺麗でマトモな本を連れて行っているので
許していただけると思う。
常時、万が一入院した時のために”50冊”の
見読本を用意している私は、きっと少数派だろうから
私の捨てた本が突然の入院生活をされる人のひまつぶし
になる事を願っている。
時代はエコロジーだし・・・。(言い訳・・)
ちなみに今日、捨ててきた本の作家名は、P・C(洋物)
H・M(和物)2S1K(角川のオカルト3兄弟)
このイニシャルで解るだろうか?解っても困るが・・・。
今日は久々の”鴨鍋”で呑み過ぎてしまった。
明日にでも誤字と脱字を訂正しよう・・・。
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