2003年 12月 6日(土)

張込み/続々アウトブレイク

昨晩、玄関前で張込みを決行した。
別にピンポンダッシュ犯を捕まえる為ではない。

私の狙うホシは野良猫なのだ。

我が家には丸17年間、黒猫がいた。
今年の7月6日に亡くなったので今日でちょうど
五ヶ月になる。

この猫も元は野良猫で誰かに捨てられたらしかった。
我が家に飛び込んできた時には一歳を超えていたので
最低でも18歳で死んだ事になる。長生きしてくれた。

最後の一年間は腎臓病、高血圧、失明と病気の
オンパレードで生かすことが可哀想なくらいだった。
だが、飼い主のエゴだが、たとえ寝たきりに
なっても面倒を見るつもりでいた。

動物の老いは早い。まさに駆け足でやって来た。
二日間、何かよく吐くなぁ、おかしいなぁ と
嫌な予感がするので病院に連れて行くと危ないと
医者に言われ愕然とした。

それまで非常に元気だったのだ。点滴くらいしか
治療法が無いので、それからはずっと病院通いが
続いた。本人は辛かっただろうから、延命治療を
した事は、未だにあれで良かったのかと考える。

毎回の治療費一万円にも驚いた。だが金には
変えられなかった。大事な家族だったから。

父がよく文句を言っていた。

「俺の昼飯のうどん玉は3個100円だ。
 天ぷらは3枚98円。猫の病院は一万円」と。

亡くなった時は、人間ってこんなに涙が出るのかと
驚くほど泣いた。使っていたトイレを見て泣き、
お皿を見て泣き、主のいない猫専用座布団を見て
泣いた。
ダメだ・・・。思い出したらもう泣けてくる・・・。

今でも私の文机の上には猫の骨壷がある。

ペット用の霊園に納めろと言われたが、手放せない。
見ると悲しくなるが、我が家にいるほうが
本人も幸せだろう・・・ずっと一緒にいるつもりだ。

心の傷はまだ癒えていないが
今、無性に猫が欲しい。

私は喘息持ちのアトピーだが猫が家にいた方が
調子がいいのだ。不思議な事に猫がいなくなって
から夜になると気管がヒューヒュー鳴る。

これは絶対にストレスだと思う。
私は猫に癒されていたのだろう。

で、張込みに話は戻るが、私は野良猫用に置き餌を
しているのだ。誰が食べているのかは解らない。
雌猫の場合は、避妊手術してリリースしている。
(と言っても、一度しかメスは見たことが無いので
  野良の避妊も一度きりの経験だったが)

今まで先代がいたので、我が家に迎えることは
出来なかったが今ならば可能だ。

母に猫欲しくないか?と聞くと絶対に嫌だという。
彼女に一番なついていたので、心の傷は深いのかも
しれない。そういえば、猫が死んでから怒りやすい
気がする。もともと短気ではあるが・・・。

母は反対しているが、哀れな野良を見て捨てろとは
絶対に言えない事は解っている。

という事で、私は昨日の夕食後から玄関前に
座り込んだのだ。

近所の人は不審そうな目で見ていく・・・。

そりゃ、そうだろう。暗闇に一人座り、本を読んで
いるのだから(電気スタンドを外に持ち出した)

だが人目なんか気にしない。
毎日毎日、味噌汁椀ニ杯分もキャットフードを
食べていく猫の顔を拝むのだ。
そして捕獲するのだっ

だが、寒い・・・。なかなか現われない・・・。

家族の非難の声が聞こえる。

「また、いい年して馬鹿ばっかりしてから。
 何ば、考えようっちゃろか?」

その後、2時間後にやっと一匹現われた。
真っ白の雌猫だ。どうも飼い猫のようだ。
首輪をしている。
頼むから室内で飼ってくれよ。
外には猫同士で伝染る病気が蔓延しているし
虐待者もいるし、事故もある。

何となくムッとしながら、後一時間頑張ろうと
気を持ち直す。

すると今度はすぐ現われた。白地にキジ模様の
オスだ。でもこれも飼い猫のようだ・・・。

丸々と太っているし美しい・・・。

ひょっとして我が家の餌場は猫のおやつ場と
化しているのだろうか???。

そこで隣の家の人に声をかけられた。
この隣家にも黒猫がいる。なので置餌にも
理解を示してくれる有難い隣人だ。

猫を保護しようと思って張込み中だと答えると
不審そうな目だが、情報をくれた。

「オタクの家の前に、小さな黒白の猫がよく
来ていますよ」・・・と。

小さい???野良だろうか???
だとしたらターゲットにピッタリだ。

合計4時間も座り込んだが、この黒白ちゃんを
見ることは出来なかった・・・。
私が座っているので、警戒しているのかも
しれないしなぁ・・・。

完全野良なら捕まえるのには捕獲器が必要だろう。

困った・・・。

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続々・アウトブレイク

昨日、深夜に父のお腹が壊れた事は昨日の日記に
書いた。お気の毒だが一晩中、トイレに張り付いて
いたらしい。

母に”俺も病院に行きたい”と言ったそうだ。
返ってきた言葉は
「下痢して菌が出たら良いっちゃし、病名も
解っとーとに行かんでもヨロシイ」だったそうだ。

しかし、想像が外れた。きっと私が一番の被害者
だと、思い込んでいたのだ。

本人は知らないが、賞味期限の切れたうどんや
いつから冷蔵庫に入っているのか判らないハムなどを
いつも食べさせられている父はきっと
耐性が出来ていると思い込んでいたのだ。

私や妹は、どの食品が危ないか熟知しているので
食卓に上がっても拒否をする。

口には出さないが、箸はその危険な食品を迂回
してしまうのだ。

「これ一人で食べて良いと?」と笑顔で聞く
父には申し訳ない・・・。

だが、今まで何の不具合も無いし、本人が
喜んでいるので、真相は口に出来ない・・・。

よって、気にしない母と、何も知らない父の口に
危険な食品は入っていく事になる。

日頃の鍛錬により、ゲロの症状は出なかった事を
考えると、父にとっては
不幸中の幸いだったのかもしれない。

張本人の妹は、物凄い回復力で今日は呑みに
出かけた・・・。おそるべし・・・。

天神にいる皆さん、猫娘に似た女にご注意下さい。

彼女は保菌者です・・・。






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