| 2004年 1月 5日(月) |
犬が嘘を吐く
今日は車が混んでいた事以外に
書くネタが無いので思い出話。
小さな頃から生き物なら何でも
好きで、色々なペットを飼ってきた。
インコ、文鳥、十姉妹、ニワトリ
犬、猫、亀、金魚、リス、鈴虫
ハムスター、カブトムシ、蛍 等
家で飼えるものは殆どを制覇した。
その中で一番記憶に残っている
犬の話・・・。
そのオス犬の名前はニーナ。
私の12歳上の姉が
給料の四分の一を出して
買ってきた血統証付きの
トイ・プードルだった。
姉は沢田研二のファンだったので
歌の題名を名前にしたのだ。
当時、血統証付きの犬など
全く興味が無く(今もだが)
はじめて見た純血種に驚いた。
血統証の名前が”じゅげむ”の
様に長い。
子犬の頃から何となく
生意気な顔をしていた。
ブランド好きの姉には
ピッタリの犬で
当時は珍しい犬種だったので
姉は溺愛した。
生意気に訓練を受けコンテストに
出て優勝する事も度々あった。
病弱で、獣医に掛かると
「この犬は貧血症ですよ」と
言われ家族全員で驚いた。
当時、妹と私は自宅で髪を切られて
いたし、たまに床屋へ
連れて行かれても費用は千円程度。
が、この犬の美容院代は
五千円近かった。
けっっ・・・。
私と妹が焼き芋やミカンの
おやつを食べている時に
ニーナは鶏のささ身
をボイルしたものがおやつ・・・。
今だから白状するが
姉がいない時に
ニーナのおやつを
何度盗んだことか・・。
姉が外出している時は、妹と二人で
ニコニコしながらささ身をボイルし
二段ベッドの二階に持ち込んで
食していたのだ。
マヨネーズを付けて食べた。
美味しかったなぁ〜〜。
一階で食べると危険だった。
この犬は実力行使に出て
妹など本気で噛み付かれていた。
盗まれたニーナは
おやつ抜きになるので
私と妹は彼に恨まれていた。
そういえば他の家族が帰ってきたら
よくほえて訴えていたな。
意味が分かるのは
犯人だけ(私と妹)だったが・・・。
今考えたらひどい事をした。
ベッドの二階から見せぶらかして
食べていたのだ。
このニーナは頭が良い上に
性格が非常に悪かった。
おやつを強奪され性格が歪んだ
のかもしれない。
妹など人間扱いされておらず
この犬を切っ掛けに
妹は小型犬が大嫌いになった。
私達は幼く小さかったので
この犬と対等にやり合っていたのだ。
妹が味わった苦悩については
またネタが無い時にでも
使うことにするが・・。
で、犬の知能が高いと言う事を
思い知らされた事件があった。
姉のボーイフレンドが我が家に
迎えに来た時、姉は近所へ
買い物に出かけていた。
我が家で姉の帰りを待つ
ボーイフレンド氏。
その間、ニーナは彼氏の事を
牽制し続ける。
彼と姉が外出するのを嫌っていた
ニーナは、牙までむいて敵意を
表していた。
その時、姉が帰ってきた。
その瞬間、この犬は牙を引っ込めて
甲高い悲鳴を上げたのだ。
「きゃいんきゃいんきゃいん
きゅ〜んきゅ〜んきゅ〜ん」と
情けない声を上げながら
玄関に向かい
姉の足元にうずくまる犬・・・。
姉「何しよるとっ?!。
あんた達、ニーナを
いじめよったっちゃろう!!!」
私達三人は顔を見合わせ絶句。
この犬は苛められたとうそを
吐いたのだ・・・。
姉を騙すほどの演技力・・・。
犬好きの方が
「犬は嘘を吐かない
純粋、誠実、人間の良き友」だと
仰る度にニーナを思い出す。
ニーナのこの技は我が家に
男性客が来る度に披露された。
犬のくせに同性が嫌いだったのだ。
あれ以来、従順な犬を見ると
『これも演技では?』と疑って
見るようになってしまった。
彼はチャンピオンをとったので
種付けを何度も行っていた。
ニーナの子孫は多数生き残って
いるだろうが、あの性格を
受け継いでいない事を切に願う。
福岡のトイプードルで
もし性格が悪かったら
血統証を辿ってみて欲しい・・・。
たった、こんだけの内容が何で
こんなに長くなるのだろう。
謎だ・・・。
今日の晩御飯。
白菜と豚肉を鍋に交互に並べ
蒸し煮したもの。
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