| 2003/10/17 (Fri) |
大好きな人
絵璃子さんが引き会わせてくれたお客様が、久しぶりに来て下さった。
閉店1時間前、待機で馳紘ちゃんと癒羽ちゃんと3人「あといちじかーーーん!」と浮かれていたら急に呼ばれた。
促されて向かった席には男性が2人腰掛けている、でもどちらも知らない感じの方だった。戸惑っていると後ろから「はいはい、座ってなさい」そういって誰かが私の肩を押した。
振り返るとそこにはSさんの姿があった。
実は…ずっと会いたくて仕方なかったお客様。
今日も待機で馳紘ちゃんに「メールしたいけど間が空きすぎて今更気まずい」なんて話をしていたところだった。絵璃子さんの紹介、ということもあるのかもしれない。でもそれだけじゃなくて、なんだか好きで仕方ない方なのだ。
Sさんは、私の昼間の仕事の系統に近いお店のオーナーで、私はずっと昼のバイトの話を聞いてもらったりしていた。そういう時、彼はただ目を瞑って頷いて居たり、時に私を諌めて下さったりする。
その頷き方が、私をすごく落ち着かせてくれる。
私のことを気に入って通って下さっていたのだけど、指名が8本付いた日に来店して以来お見えにならずに居た。
「普通の女の子になってるよ。」
そう言われたことをしっかりと覚えている。絵璃子さんが退店される日もメールを送ったけれど、結局来て下さらなかった。
直感的に「Sさんはもう来店されないだろう」と悟った。だから余計にメールが送りにくくて燻っていた訳だけど、他の2人に誘われて飛んできたらしい。
「申し訳ないことをしたなぁと思って。」そう呟かれた。そして「何かきっかけがないと来難くて」と仰言った。
私は会えた事だけで嬉しすぎて、でも『浮かれすぎないように』気をつけていた。
大好きな人。Sさんにはこの表現が相応しい。