2004/6/8 (Tue)

おかえりなさい。




 Iさんは一度仕事の話をしに大阪へ戻った。

 朝、一緒に駅で珈琲を飲んでIさんを改札まで見送った。その振り返った瞬間の笑顔を、私は一生忘れないだろうと思った。
 一番大好きな表情。普段あまり見せてくれないけど…穏やかで優しい表情だったから…。

 私は夕方までバイトで、休憩中Iさんが連絡をくれた。『仕事来週からだって。だから今日は―――の所へ帰る。』って。



 心底、安堵した。

 延びただけの事だけど、帰って来てくれるとわかった時…本当に嬉しかった。

 夜はIさんの所へ行って一緒にご飯を食べた。


 延ばし延ばししながら繋げてきた時間。




 永遠じゃない事、痛いほど知っていたから。