2004/8/25 (Wed)

2度目のいってらっしゃい。



 最愛の―――、私の51年の人生の中、最大の出会いで、最高の愛すると言う幸せをもたらせてくれた。
 ちょっとかわった家庭、大変だったろう病気、それでも、かわいく・あかるく私をあいしてくれる―――。

 しばらく一緒に、おられないが、―――、私、そしておなかの中の生命、また一緒にくらせる幸せをつかむため大阪にいきます。
 身体だけには気を付けて。早く――を、安心させるようがんばる。


 愛してるよ。



 
 最後の夜だから寝たくなくて、しばらくぐずっていた私に『少し寝ぇや?隣居ったるから。』そう言ったIさん。
 それに安心して2時間くらい眠って、明け方目を覚ますとIさんが自分の携帯電話をさしだした。

 一生懸命綴られた文章。
 『本当は字で書こうかと思ったけどよー書かんは。…読み上げたろうかとも思ったんやけど、それも無理や。』
 そう言ってIさんはまた少しだけ泣いた。

 『すぐ一緒居れるようにしたるからな?心細いやろうけど…少しだけ我慢してや?』
 何度も、何度もそういってくれた。



 午後のバスで帰る前。暫く逢えないとお互い知ってたから…すごく寂しくてずっと抱き締めていて欲しいと思った。




 大変な道を選んだことを、この先の人生で後悔しなくていいように頑張る。

 色んな出会いがあって、沢山の大切な物が出来て…失くしてきたものも沢山ある。だけどその経験や記憶が今の自分を形作っているから、総て否定はしない。
 どの瞬間も一生懸命だったから…この先もやっぱり一生懸命でいる。


 こんな形で出会って、こんな時間を刻んで…。30年という年齢の差が、いつか私とIさんを引き離してしまう時が訪れるのかもしれない。その時まで、距離だけは越えられる自分で居たい。



 そしていつも心は寄り添っていられるように…今ある毎日を頑張らなくてはと、そう思っている。

 だから見送るときは泣かなかった。これからもっと強くならなくちゃいけないから…。




 逢って甘えられる時まで…『賢うして』待ってる。