2004/8/5 (Thu)

信頼の掌




 昼過ぎに大阪から帰って来て、3時に友達と待ち合わせをして7ヶ月になる友人の息子のお祝いを買いに行った。


 子供服って本当に可愛くて、見てて飽きなかった。
 一緒に行ったIちゃんに『服は泣かないし喋らないからかわいーねぇ*(ΦwΦ)Ψ』と言ったら『あ…そう言えば子供あんまり…(・▽・;)』とIちゃんが口篭る。
 

 喋らないし泣かない可愛い服を2着選んでスターバックスで珈琲を飲みながら、秋のライブの話もした。
 『お盆明けからHくんは練習したいみたい。』というから絶句。そりゃあ去年は取り掛かりも遅かったし風邪も引いて、散々だったけどね?『お盆明けかぁ』って二人引きつり笑う。
 学祭の空気の懐かしさが、年毎に薄れていく予感がした蒸し暑い午後のこと。



 それからママに連絡。保育園帰りだというからついでに取りに来て貰った。
 


 写真では見てたけど、初めて会った小さな天使。

 『始めまして。』そう言った私を不思議そうに見て、笑顔を向けるとにっこりと笑う。
 小さな掌で私の指を強く握り締めたまま、また笑った。

 
 抱き上げた命の重さみたいなもの。
 母親だけを信じて、あの子はまだ裏切られることも、何かを失くすことも知らないままでいる。
 強く握られた指先は、誰かに信じられている感覚がした。


 いつか、あんな命を抱き上げる日はくるのかな?
 当たり前のような幸せを…この手で抱き締める日は来るのかな?



 信頼の掌に…温かくなって、切なくなって、少しだけ寂しかった日。