| 2003年 11月 10日(月) |
ざまあみろ!!!
ふっふっふ・・・。
流石の雪紀も、直哉もベルバラの衣装には驚いたらしい。その後、逃げ出そうとしたのは許せないが。
でもそれも慎吾のお陰で?逃走を防止出来たし・・・気持ち悪い位に似合わない慎吾をどうにかしたい気分にはなってしまったが、
雪紀と直哉の足を止めた事に免じて目を瞑ってやることにした。
あまりにも似合っていない慎吾の姿に、雪紀と直哉は自分の姿を重ねているのだろう。
無言で、そのかおは青ざめている。
しかし!ここで仏心を出してはいけない。見れば、瑞樹はカノンに一生懸命甘えて?いる。
「衣装を着て〜♪」と可愛く甘えているらしい。
咲良は、と見てみればこれまた瑞樹を見習ってか懸命に雪紀に話し掛けている。
慎吾については、問題は・・・・あるけど、ないという事にしておくか。
さて、カノンや雪紀が可愛い恋人の頼みを聞かないわけが、ない。
残るは直哉だ。私は、静かに直哉に近づく。
「直哉、あなたはどうするんですか?カノンも雪紀もこの調子でいけば間違いなく、衣装を着る事を承諾しますよ?
まさかあなただけ、大切な祥太郎先生に恥をかかせないですよねぇ?」
ニコニコ、ニコニコ。必殺の天音スマイルでそう言いきられた直哉に最早逃げる道は、残ってはいなかった。
「〜〜〜〜〜分かった・・・・・・」
力なく項垂れる直哉に、私は勝利を確信した。心の中ではガッツポーズまでとってしまったが、流石にここでそんな似合わない行動は謹んでおこう。
瑞樹も咲良も、守備は上々といった様子で私に向かってVサインを送って来ている。
雪紀は、と見れば悔しそうな目を私に向けているが無視してやった。
以外にも、カノンは大変嬉しそうにしていたが。まぁ、元から王子様な様子だし、モデルをしているんだから、どんな服でも着るのだろう。
いや、単に「瑞樹とコスプレ」というだけで機嫌がいいのか?
そんな事を考えていたら、その場に居たスタッフの一人に声をかけられた。
私達のやり取りを遠目で観察していたらしい。雪紀たちも衣装を着るという事に興味を持ったらしい。
そのスタッフに耳打ちされて、私は思わずほくそ笑んでしまった。
こののスタッフにどうも「軍服マニア」が居るらしく、その人物が雪紀にどうしても着て欲しい、と言い出したらしい。
まぁ、確かに。背丈といい、顔といい似合いそうだが?
この際だ。思い切り「マニアック」に飾って貰おうじゃないか、雪紀を。幸い、その「軍服マニア」なる人物は必要な?小道具も全て
用意する気らしい。
ブーツに制帽に、細身の拝剣に(もちろん金モール付きを切望する)、拳銃・・・・・。
ベルバラ軍団の中で、誰よりも「浮いて」貰おうじゃないか。
待ってろよ!雪紀!!!ついでに写真を撮リまくって、雪紀の言うところの「会費」の穴埋めもしてもらえれば祥太郎先生も安心するだろう。
自らの身を売ってでも生徒会に貢献したいなんて、最高の会長様だ♪