| 2003年 12月 17日(水) |
失態
やっと試験が終わった。
今日は私にとっての大山場、物理のテストがあった。
実は、こんなこと恥ずかしくて人には言えない大失態をしてしまった。この私がだ。
日記に書くにも恥ずかしいが…、苦手で退屈な授業の折、ふと魔が差したように睡魔に襲われたときに、試験範囲の発表があったのだ。
まどろむ姿でさえ凛とした私のこと、誰も私が睡魔と戦っていたなど思いもよらなかったのだろう。
それとなくほのめかすように試験範囲を聞き出そうとしても、誰も教えてくれない。
いや、私に勉強のことで口を挟むなど、おこがましいとでも思っているのがありありとわかる態度で、みんな私から遠ざかっていくのだ。
こんなとき、威厳と憧憬をもって君臨している私の立場は、非常にビミョーだ。もちろん悔しくて、雪紀や直哉になんか聞けるものか。
仕方なく、私はそれこそヤマをかけてテスト勉強をした。
それが…20ページ分もずれていたと判明したのが…おとといだったのだ。
ずいぶん久しぶりに死に物狂いになったぞ。
私の成績の順位は常に学年3位だ。生徒会の会長と副会長に一応の敬意を示す、実にいいポジションだ。決して悔し紛れに言っているわけじゃないぞ。
雪紀と直哉に負かされるのは仕方ないとしよう。だが、他の奴らに引けを取るのは絶っっっっっ対に嫌だ。
お陰で二晩も徹夜だ。主義に反する…。ああ、空が黄色い…。
唯一救われるのが、これが選択教科で、慎吾にまで被害が及ばなかったことだけだが…あの筋肉はテストはどうだったのだろう。
今日の放課後、実に嬉しそうにグラウンドを走り回っていた姿が目にこびりついている…。