2003年 9月 13日(土)

今日は、慎吾が出る水泳の競技大会を見に行って来た。
もう9月も半ばなのに、日差しが強くて大変だった。
でも、一緒に付いてきた生徒会のみんなが居たお陰で
そこそこに快適に大会を観戦できた。
慎吾が居ない替わりに、瑞樹をパシリに使っていると、
咲良まで、動くから、雪紀に睨まれてしまった。
別に私が悪い訳じゃないから、無視しておく。


最近忙しくて、慎吾の泳いでいる姿をよく見てなかった
けど、久しぶりに見た慎吾の泳ぎは、相変わらず
綺麗だった。
水に入っている時の慎吾は、本当に生き生きとしていて
カッコイイと思う。
本人に言うと、いい気になるので言わないが・・・


試合のほうはもちろん、良い結果に終わった。
私の慎吾が負けるハズはない。
今日の夜は勝った御褒美に、慎吾のやりたい事を
やっても良いと言ってやったのに、慎吾の願いは
私を困惑させるものだった。
「好きって言って欲しい」
そう言われて、私は思わず硬直してしまった。
確かに、私は今までハッキリと「好き」と言ったことが
ない。
でも、私の気持ちなんて、慎吾も分かっているんだから
言わなくてもいいと思っていたのに。
今更、恥かしくて言えない。
でも・・・慎吾が望んでいるなら、叶えてやりたいし。
結局、今日は言えず仕舞いになってしまった。
慎吾は優しいから、催促する様な事はしないが、
少し落ち込んでいる様子は覗える。
ここには「慎吾が好き」「愛してる」と、いくらでも
書けるけど、本人の前では言えない。
今も横で眠る慎吾の耳元に囁くことも出来るけど
寝てる相手に言っても意味が無いわけだし。
いつまでも考えていても、慎吾を落ち込ませるだけだ。
明日目覚めたら、慎吾の望む言葉と一緒に
キスでも送ってやろうか。

考えたら、ドキドキして、今夜は眠れそうにない。