2004年 1月 19日(月)

雪紀の策略!?

 昼休み、突然雪紀に生徒会室に呼び出された。
雪紀からの呼び出しなんて、面倒なので無視しようと思ったが、後々煩そうなので、渋々生徒会室に向かった。

 「わざわざ済まない」

生徒会室に入ると、会長の席にどっかりと座り、偉そうに言われ、少しムッとした。

 「何ですか?呼び出しなんて・・・・・手短にお願いします」

 「早速本題に入るが、お前・・・・祥太郎先生を『抱かれたい男』に仕立て上げようと画策しているだろ?」
 
 「それが何か・・・・・?」

あれだけ慎吾が騒いだお陰で、雪紀に私の計画がバレバレなのは否めない。
あえて否定するのはやめて私は開き直った。

 「天音・・・・それは無謀だと思わないか?お前は自分が選ばれなきゃいいんだろ?」

 「まぁ・・・・そうですね・・・・」

雪紀の言いたい事が読めず、私はとりあえず雪紀の話に耳を傾けることにした。


 「例えば・・・だ・・・祥太郎先生じゃなくても、直哉なら可能だと思わないか?」

 「・・・・・微妙だと・・・思いますが・・・・」

 「このままでは無理だろう。俺になる可能性もあるが、咲良の手前、俺としても選ばれたくない。煩わしいからな。そこでだ・・・」

 雪紀は一旦言葉を区切り、ニヤっと嫌な笑みを浮かべた。

 「ナンバーワンに選ばれた人に、副賞として「白鳳マーメイド」の祥太郎先生と一日デート権を付けたらどうなる?」

 「直哉が反対するんじゃないですか?先生も嫌がると思いますが・・・・・」

 「それは俺が許さない。会長の権限を使ってな・・・・そうなったら直哉は必死に自分がナンバーワンになるしかないだろ?」

 「まぁ・・・・そうなりますかね・・・・・」

 「どうする?天音がどうしてもお願いしますと言うなら、俺が手を回してもいいが・・・・」

いい考えだとは思うが、雪紀に頼むことになるのは、私としては納得がいかない・・・・・

 「暫く考えさせてください・・・・」

 「いい返事をまってるよ・・・・」

雪紀の勝ち誇ったような台詞を聞きながら、私は生徒会室を後にした。

どうしたらいいのだ?
ここは雪紀に協力してもらったほうが丸く収まるのだろうか・・・・・